この回は結構重要ですよ。今、私たちの世界は自分の脳が重要だと判断した情報だけで成り立っていると言われたらどう思います?
例えばですよ。「あなたには目を開けている間、ずっとあなたの鼻の頭が見えているんですよ。」と言われたとします。言われて初めて気づきますよね。意識して初めて鼻の頭見えてたんだと思います。
また、電車の中で友人とは一定の距離を保ててますが、見ず知らずの人とは背中がくっついてても気にならないですよね。そして背中合わせの人が会話してても、友人との会話の方が大きく聞こえていますよね。背中合わせの人の方が距離は近いはずなのに。
脳は、自分が重要だと思ったものしか見えない、聞こえないようにしてくれてるのです。脳は省エネなんですね。もしも全ての情報を取り入れようとフルパワーで脳が働いたら人間は餓死してしまうらしいです。
この脳の重要か重要でないかを決定すること、どれを意識するかを決定することをRASといいます。
そして、このRASの結果をストコーマ(盲点)といいます。脳が重要で無いと決めて遮断された情報ですよね。例えば、先ほどの電車で隣の人の会話が気になって友人との会話がが出来なくなならないように、ちゃんと聞こえなくしてくれてるのです。
ということはコンフォートゾーンが年収500万円の人にもRASがあってストコーマがある。そしてコンフォートゾーンが年収1億円の人にもRASがあってスコトーマがあるのですよ。同じ物理世界を見ているわけではないのですよ。それぞれの昨日までの自分が過去に受けた強い情動記憶によって、今日の現実世界が目の前に広がっているのです。
コンフォートゾーンが年収500万円の人は、老後の蓄えなど貯金が重要で、またお子さんがいれば教育費がどのくらいかかるかなどの情報に目が行きがちですが、コンフォートゾーンが年収1億円の人はその情報は鼻の頭ぐらいに全く見えてないでしょう。
そしてコンフォートゾーンが1億円の人が重要視するのは、不労所得、資産運用、贈与税、相続税あたりでしょうか。そして彼らはちゃんと1億円の稼ぎ方が見えているのです。でもコンフォートゾーンが年収500万円の人には、不労所得の概念すら曖昧になっているはずです。ちゃんと会社員として働いた分が自分の給料であって、それをどう維持していくかが重要なこととしか見えてないと思います。
だんだんワクワクしてきましたね!! このカラクリを解いていって豊かなゴールを目指しましょう😉 続きます。
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