ゴールの世界の臨場感


 恋愛の話で2回程おやすみしましたが、今回から苫米地さんの「コンフォートゾーンの作り方」についての考察と具体例を紹介する記事を復活していきたいと思います。
 以前の回で、今の自分のコンフォートゾーンの外側にゴールを設定して、それをリアリティーとして自分のものにしていくと、RASがオープンになり、ゴールを達成するための情報が次々に脳に飛び込んでくる説明しました。RASがオープンとなり、スコトーマ(心理的盲点)が外れるからです。


 今回は、この辺を詳しく掘り下げていきます。

 ルータイス・プログラムでは、ゴール設定をすべてとし、そのゴールの世界を強くリアルに感じるとゴールの世界が現実になるのです。

 ゴールを強く意識してリアルに感じている人は、今の自分のゲシュタルト(人間の精神の全体性を持ったまとまりのある構造、つまり統合的な人格)とゴールの世界のゲシュタルトを持っています。

 人は潜在的には、複数のゲシュタルトを持つことが出来るのですが、臨場感を持つ(顕在化する)ゲシュタルトは同時に1つだけです。

 分かりやすく説明すると、下にルビンの壺という有名なトリックアートの画像を貼りましたが、よく眺めてみてください。

20150112023543.jpg


 壺に見える時と、人間の横顔に見える時があると思いますが、2つが同時に見えることははないですよね。そんなイメージだと思ってください。


 バイリンガルの人は、英語を話す時と英語を話していない時では人格が異なるのです。

 多重人格の人もそうです。5人10人と人格を持っていても、表に出てくる統合的な人格はつねに1つです。同時に複数の人格が出てくることはないのです。

 すなわち、ゲシュタルトは、より臨場感の高い方が選ばれるのであれば、ゴールの世界の臨場感が現状よりも強ければ、ゴールのゲシュタルトが顕在化し、ゴールの世界が実現していくのです。

 「現在のゲシュタルト=年収500万円の自分」で、「ゴールの世界のゲシュタルト=年収1億円の自分」だったとしたら、ゴールの臨場感を現在よりも強くすることで、年収1億円は達成されるわけです。 RASがオープンとなり、スコトーマが外れることによって自然と1億円を稼ぐ方法が見えてくるのです。

 ワクワクしてきましたね😁 もっともっとこのブログと一緒に勉強して豊かになりましょう! 続きます。







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