今回で苫米地さんの「コンフォートゾーンの作り方」シリーズは最終回になります。現状から抜け出したい方、高いゴールを目指したい方は、是非この本を読んでみてください。
セルフ・イメージとはその人にとって重要なことの集合であるため、人はセルフ・イメージが崩れてしまうことを防いだり、避けたりします。
テストで常に60点のセルフ・イメージの人が、何かの拍子で90点なんかとれたりすると、次に30点を取ってしまったり、45点を2回取ってしまうなど、丁度60点に戻ってしまうのです。
ボーリングの話をしますと、私は160スコアアベレージの印象が強く、初っぱなにターキーを取った時に、「もしかしたら200点越えれるかも!?」と期待してましたが、最後の10フレームで2回連続ガーターを出してしまい、結果スコア170で終わるという、なんとも情けない結果になったこともあります。
エアコンのリモコンを思い出して欲しいのですが、25度に設定していると、25度を大きく超えると勝手にエアコンは止まり、また寒くなって25度を下回ると点くといった感じでしょうか。
コンフォートゾーンは人の自己抑制機能を促すのです。預金の残高が、いつもよりも少なくなれば、出費を抑えたり、テストの点数がいつもより悪ければ、もっと勉強に励んだりするわけです。
結果が自分のイメージよりも低すぎると、不安や緊張が生まれ、無意識レベルで、「元のところ」へ戻ろうとするのです。また逆に、結果が自分のイメージよりも高い時に戻ろうとしてしまうのです。
自分が緊張や不安を感じることなく自然に行動できる範囲=コンフォートゾーンの中に納まるように、無意識レベルで自己抑制機能を働かせているのです。
あなたの成功を邪魔しているのは、コンフォートゾーンなのです。
こうした自己抑制機能に制約されずに自分を高めるには、セルフ・イメージのレベルを上げていくことが必要です。
それには、アファメーション、セルフトークのコントロールまたはビジュライゼーションでイメージを心の中に描くことが必要となるわけです。
この本には、その方法がびっしりと詰まって書いてありますので、是非読んでみてください。
ちなみに私が4年前に書いた記事を紹介します。この本を読む前で、コンフォートゾーンって言葉も知らない時期でした。ただアファメーションはにわかで覚えていたので、実践していたころです。自分のセルフ・イメージが出来ていて、そんな努力もいらないで勝手に結果を出せていたことを、この本を読んで思い出しました。
潜在意識の力は凄い
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