やっぱり志村けんさんは凄い人だと思う。

 
 志村けんさんが亡くなってから、1週間以上経ちますが、未だに日本中はまだ信じられない悲しみの中にいると思います。ツイッターなどでも、追悼番組が始まるともう皆が「笑って泣いて忙しいよ!」「芸能人が亡くなって初めて泣いた」などの呟きを多く目にします。
 松本人志さんもワイドナショーで、「毎日1回志村さんを考える。これはしょうがない。いつまで続くのかな」、「僕らの世代は、喜劇がすごく得意な若者が急に出てきて、喜劇王になるまでずっと見てきた世代ですから」と語ってました。

 あの松本さんも志村さんを見て育ったのです。そしてその後、志村さんの女性関係の話で笑いに変えてましたが、喪失感から泣きそうになる自分を紛らわすためにわざと志村さんをいじっていたと思います。

 色々な方のコメントが続々と届いてますが、まだ信じられないことと、どれだけ皆が志村さんに影響を受けたのかが分かります。

 私も子供の頃から大好きでした。コント一筋でぶれないお笑いを続けて老若男女から愛される存在になっている姿はまさに日本の喜劇王だと思います。

 たまたま先日、NHKの「となりのシムラ」を観たのですが、大人向けのコントで志村さんの演技力の高さに驚嘆しました。この人俳優でもかなりレベルの高い人になっていたはずと確信しました。それを見抜いていたのは、初出演の映画「鉄道員(ぽっぽや)」に出演を誘った高倉健さんと、初主演映画の予定だった「キネマの神様」の山田洋次監督だったのでしょう。俳優としての志村けんさんの活躍をもっともっと観たかったです。

 また先日「志村動物園」の特別編を見たのですが、志村さんの共演者やスタッフ、観客の方への気遣いがしっかりされていて感銘しました。必ずどんな方にも敬語でお話されている姿もとても素晴らしいと思います。

 そして、動物にすぐ好かれるあのオーラは何なんでしょうか。特にパンくんとのやり取りは微笑ましかったです。パンくんの娘のプリンちゃんに接する時の、あのデレデレした感じも、まるで孫と接するおじいちゃんみたいでした。

 ロケが終わってパンくんとお別れするシーンが番組の最後だったのですが、もう涙腺が爆発するくらい泣いてしまいました。パンくんが、バイバイした後でも追いかけてきて、それを志村さんが抱きしめてあげるシーンを見て、「ああ我々も本当に志村さんとお別れするんだなぁ。」と認めたくないけど、そう現実を受け止める時がきました。


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 でも、志村さんはずっと様々なキャラクターになって、我々の心の中に生きていると思います。自分の追悼番組でも笑わせてくれる偉大なお方です。私も志村さんのように周りを幸せに出来る人を目指していきたいなと思いました。

 
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